味のある家

エクステリアを愉しむ
リフォーム工事について、少しお話します。
リフォーム工事をすると産業廃棄物が出ます。
例えば屋根をはがすと、すのこの木材、トタン骨組みの木材、
フェルト(紙)、スタイロフォーム、グラスウール、スレート、
アンテナなど8種類前後の破棄物が。

外壁をはがして窓を入れ替える工事ではモルタル、スタイロフォーム、
下地用木材、サッシ、フェルト、グラスウール、ポリフィルム、
石膏ボード、壁紙など9~10種類以上の廃棄物が出ます。

この廃棄物、全てきちんとした分別をする必要があります。
工事をする日は毎日発生し、放っておくと現場はすぐに廃棄物で
いっぱいになりため、2~3日で回収しなければなりません。

一度壊した木材が勿体ないので再利用したいと思っても、
大工さんは「釘が付いているから、刃物が痛む」と
使用したがりません。

そのため、当社ではリフォーム工事で出た木材は工場に持ち帰り、
燃料として使用する人に届けています。

大型リフォームの場合、廃棄物をなるべく出さないことを意識すると
費用も結構変わってきます。
壊すのにもお金がかかるので、階段の位置をずらすのと、
既存の位置で使うのとでは廃棄物の量や工期が異なり、
金額に影響します。

また、使えるドアなどの建具はあえて古いものを残して
「元のものを生かす」かたちのアンティークリフォームだと
味のある家になり廃棄物も減り、費用をおさえるメリットが
あるかもしれません。

リフォームのご相談はお気軽にお問合せ下さい。
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