商品紹介 - 番屋
北国の、祠。
明治、大正、昭和初期。
ニシン漁が盛んだった北海道の日本海沿岸で、
財を成した網元たちが、競って造った大規模な木造建築物、
それが「鰊番屋」である。
中央には作業場を兼ねた土間があり、
半分は大勢のヤン衆が寝泊まりし、もう半分は親方である網元が、
ひとつ屋根の下、共同で暮らしていた。
ニシン漁が盛んだった北海道の日本海沿岸で、
財を成した網元たちが、競って造った大規模な木造建築物、
それが「鰊番屋」である。
中央には作業場を兼ねた土間があり、
半分は大勢のヤン衆が寝泊まりし、もう半分は親方である網元が、
ひとつ屋根の下、共同で暮らしていた。
番屋。
その建物は豪雪に耐えられるよう
梁や桁に大黒柱、
無駄に見えるほどの木材を使い
建てられていた
海を開き、
大工は森を拓く
網元達が競い合うように番屋を建てれば、
大工達もまた、腕を競い合った。
一流の棟梁を呼び、
和洋折衷の様式を取り入れ、
漁の成功を祈った北海道の祠。
大工達もまた、腕を競い合った。
一流の棟梁を呼び、
和洋折衷の様式を取り入れ、
漁の成功を祈った北海道の祠。
八寸角の大黒柱、
架けるのは縁。
太さ八寸角の大黒柱。
梁が差さり、家を支えるその姿が、
堂々たる風格を醸す家。
梁が差さり、家を支えるその姿が、
堂々たる風格を醸す家。
原木の姿を残した太鼓梁
木を撫で、読みながら、
迷いなく空間に落とすさまは、
大工の骨頂であり、芸である。
木を撫で、読みながら、
迷いなく空間に落とすさまは、
大工の骨頂であり、芸である。