スーパー大工の格闘技
木のある暮らし
先日、某社に古材があると紹介され見に行ってきました。
それは、東北の『曲り家』を10年ほど前にばらして、
7棟分ほど倉庫に眠っていたもので保存状態はよく、図面、
解体前写真、建築年代等の資料も揃っています。明治以降の
物件のようで、中には天保の物もありました。
建物自体の大きさは屋根裏有の平屋で50坪~80坪くらい。
材料は量、スケールがものすごく。言葉で説明できないほど・・
当時は全て手作業ですから、1級建築士と名棟梁の能力を
もつスーパー大工が手掛けたのでしょう。
材料の中には長さ15m、太さが25~30㎝ほどで、しかも
曲がりくねった梁があり、寸法通りの穴が開けられ、柱や
梁があちこちから取りつくように刻まれています。
まさに木と大工の格闘技のよう。うーん。
この思い。書ききれません。
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