通し大黒柱 ~ その後 ~
職人のこだわり
以前紹介した大黒柱は、枝幸の漁師さんの住宅建築に取入れました。
大黒柱と原木梁を使い、昔の鰊番屋のイメージで造った住まいです。
お客様の頭の中には理想とする番屋のイメージがあったのですが
そのような古民家を提案してくれる建築会社がなかなか見つからなかったそうです。
漁師さんたちが仕事を終えた後、集まってお酒や食事を楽しめるよう、
広々とした造りになっています。
お客様と打合せを重ねる中で、海で働く人たちは
天気などの自然や命といったものにとても敏感であると感じました。
そのため、人と人との繋がりもとても大事にしているという気がします。
住まいも、造り手の人の顔がみえるような、人を感じることができる建物が
いいですね。